昨日の話

最近は元彼(5年前に音楽関連で知り合った)と一緒にいる。
結局ここに落ち着いている。
その間に年下彼氏ができて別れたり様々なtin男と会ってきたがここに落ち着いている。なぜだろうか。
顔もタイプじゃないしお金もないし元々鬱があって薬も飲んだりしてて精神的に安定しない時もあるし なんでこの人とこんなに一緒にいるんだろう。

長いこと一緒にいて家族みたいな関係になってきているから隠せないものはない。
赤ちゃんみたいなキャラで甘えても嫌な顔せず宥めてくれる。たっぷり愛情を注いでくれる。セックスはほとんどしないけど一緒に寝ていて居心地がいい。
ほとんど喧嘩しないし するとしたらせっくすに関してくらい。

昨日、大雨で その日帰ることになっていたけど結局うちに泊まることになった。最近私は性欲がやばくて まあ半ば冗談で 
「泊まってもいいけど指入れてくれない?」と聞いた。セックスを求めてもどうせ無理だし それくらいならいいかなー。まあしてくれなくてもいいし。
という軽い気持ちで。
「それは無理だよ。そういう気持ちじゃないし そういう気持ちじゃない人にされても虚しいだけでしょ?」
と言われた。
まあ正論なんだけど いつもだったら
「セックスできなくてごめんね」
と申し訳なさそうに謝ってくる彼が 本音を言ってきて ショックというより
こんなに一緒にいるのに知らないことがあるんだなーという なんともいえない気持ちでいっぱいになった。なんというか他人に思えた。まあ、他人なんですけど。
性欲なんてどっかに飛んでいって携帯でTwitterを見た。
数分後に 「冷たい言い方してごめんね。」と言われ抱きしめられた。
人間って不思議だと思うのが 別に怒ってなくても 謝罪されたり申し訳ない表情をされたらフツフツと怒りの感情が芽生える。なぜだろう。
私は無言でなぜか涙が流れていた。
真っ暗で気付かないはずなのに彼は気付いて涙を拭いて抱きしめてくれた。

近くの川が氾濫したため警報が二回鳴り
1人より2人でよかったーと思っていたけど なぜか孤独に感じた。
ずっと一緒にいるのにな〜 明後日は彼の誕生日なのにな。 

あーやっぱすきだな、愛してるよの時期と はあー て時期が交互に来る時があるんだけど、今は後者なので1時間後に新規tin男と会ってきます。はい。

tinder4

29歳 tinder男 
特にチャットでの会話は盛り上がることはなかったが暇だったので会う流れになった。外回りらしく時間が空いたらしい。文章では落ち着いた感じもありノリも良さそう。
ドンキホーテで待ち合わせ。

「化粧とかしなくていいよ〜」
と言われたが15分でシャワー・化粧を終わらした。スッピンを知らんやつに見せるわけがない。

散歩するにはちょうどいい天気。初めての男に会う前の時間が1番楽しい。
むしろその時間だけでいい。

ドンキに着きそうになる前に連絡
「目印あります?」
「自転車置いてるとこに停めてるよ」
「わかりました〜」

青のスーツを着ている身長168センチくらいの痩せ型の男。なんかまあ少しちゃらそう。29歳ぽくはない。多分あいつだろうな という予想をして、一旦ドンキの中に入りインカメで顔の状態を確認。
「もう着いてる?」
「着いてますよ〜」
「うそ笑 いないんだけど笑」

そらそうだ。ドンキの中にいるからな。
外に出て男に手を振る。
この場で解散でもいいなと思った。

顔が悪いわけではないがどちらかというとモモンガみたいな顔。モモンガ、サッカー部、スーツを組み合わせような雰囲気の男だった。


モモンガ「二日酔い大丈夫?」
「なんとか〜、、眠いですねえ」
「行きたいとことかある?」
「特にないです...笑」
「そっかー笑 じゃあとりあえず走らせよっか」
「ですねえ〜笑」


まあ他愛のない会話をする。
第一印象モモンガだが、話を聞くのもするのもうまい感じがあった。だが、なんとなく違和感を感じていた。直感で。

「仕事楽しい?」
「いやー、楽しいとかないですよ笑 娯楽のためですね 最近はその娯楽もあまり出来てないですねえ〜」
「俺もそうやったんよ、、やけど挫折味わってさ、前まではめんどくさかったことも今ではやりがいになったというか、仕事楽しいんよね」
「はあーすごいっすねー」
「まえはなんつうか、上から言われたことはする。みたいな、 全然やりがいもないしさ、何が楽しいかわかんなかったんだよね。売り上げとか結果とかね、自分の能力とか価値に伴うと思うの。結局出会いとかも自分の人間としての価値を磨いてたら それ相応の相手と巡り合えると思うんだよね。 最近そう思えてさ
仕事も楽しくやれてるんよなあ〜」
「すごいっすね笑  たしかに笑
てか、なんかの生きる美学みたいな本に載ってそうな言葉ですね笑」
「おれ、本読むのも好きやなあ〜! 前みたいに読む時間はないんやけどな」
「ですよねえー、私も好きでした〜」
「結婚とか考えたりするん?」
「まあ、考えないこともないですけど年々薄れていってますねえ〜」
「結婚もね、まず自分自身をちゃんと把握するところからしないと結局相手のことも理解できないし破綻するんよね」
「    」
「おれさ、妹に言われたんよ。自分が幸せになんないと相手も幸せに出来ないんよにいちゃんって笑  その時は何も思わなかったんだけどさ 2ヶ月後に離婚したからね笑  あ、ここだけの話つうか、そうでもないか笑  俺バツがついてんの笑」
「え!? そうなんですか笑 」

(いやあーこんなクソお喋りモモンガいきがり野郎と結婚とか無理無理)

「俺人生それまで挫折もなくてさ、まあこう見えて友達も多いし順調だったわけ笑  離婚したときさ、まじで病んだよね笑 深夜徘徊とかもしちゃってさ笑  いやー、でもさ、あの時があるから自分自身を見直してさ 今こうやって変われてると思うんだよね〜」

「        」

私はこの間座席を倒し目を瞑って聞いていた。誰がみても失礼な態度である。

tinder3

最近会ってるデカ歯男
その名前の通り182センチというでかさと顔面を歪ませる歯が気になる。

今日は会うのが2回目で
近くの映画館でイエスタデイを観る予定だった。 待合場所に着き 顔を見た瞬間
「ん、、こんな顔だったかな、、なんか肌も荒れてる、、歯!?!?」

という印象を抱いた。
前回が居酒屋のカウンターで飲んだため横顔しか見ておらず酔いも回っていたため補正がかかっていた。
美化していたイメージを切り捨て 現実のデカ歯男と向き合うことにした。
映画館までの道のりを 他愛のない話でつなぐ。 デカ歯男とは話しが合うので多少の会話は苦にならない。

上映するまで時間があったがとりあえずチケットを買う流れになった。

歯「そこの映画館行ったことないんよなあ」
「わたし知ってる!確かここだったはず!」
「えー、こんな居酒屋もできたんやなあ」
「おいしそうよねえー、あ!ここ!」
「あー、こんなとこなんやー!わかりづらいなあー」
「地下にあるんよねえ〜わたしも、
シューーーーー」ー!ドン!!!!


キャーーーーーーー(周りの客)


話していた途中で雨が降っており濡れていた階段を踏み外し八段下まで落ちた。
一瞬すぎて記憶にないが 映画館から出てきた客の悲鳴声が聞こえた。
デカ歯男はわたしの上で息を飲んでいた。小さな声で大丈夫? と言った気もした。




やべえーーー!れ!しにてえ!!!ださずきる!!!ださすぎるでしょ!!かえりてええー、転けることとか滅多にないのによりによっていま?!?!?しにてえーーー


と思いながら
レジで 一般2人でお願いします
と言って デカ歯男の分まで払った。

一瞬の出来事だった。 冬なのに汗が止まらずコートを脱ぎ 袖をまくった。
エスタデイの内容も入ってこず ビートルズが名曲であることしか映画の感想は残らなかった。
ただただ死にたかった。
エンドロールで尿意を催し 我慢していたが限界に到達していた。終わった瞬間トイレに行こうとしていた矢先
歯「トイレにいく?」

こいつ、、、めちゃくちゃわかってるやん、、、

速攻トイレに駆け込んだ。
近くの居酒屋で コケた時の話題になり

「感情があんまりわからんから 悲鳴あげてたり痛そうだったら駆けよろうと思ったけど すぐ立ち上がったから あんまり大げさにできなかったよ、、笑 」
と言われた。


こいつ、できるやつやん。。と心の中で崇めた。

デカ歯男とは付き合いが長くなるかもしれない予感がする。。

tinder 2

次にあったのは山内
登録名は坦々麺という名前だった


飲み会の帰り、ちょうど山内の家の近くだったのでついでに会うことになった。
文章も丁寧で ツッコミもちゃんとしてくれ申し分なかった。

山内「着いたよ〜」
わたし「着いてるよ」

お互い同じ場所にいたが気づいてなかった。顔写真や外見のヒントを何一つ与えていなかったので 本当に初対面である。


手を挙げた彼をみて こう思った

かまいたちの山内やん

そこから彼の名前は自然と 坦々麺から山内に変わった。

5分くらい山内の家まで話して速攻解散した。

山内「 なんかこんな感じで会うこととかあるんだねえ笑」
私「こういうほうが実際楽だよねえ」
山内「ラーメン食べ行く?」
私「今はちょっときついかな笑」
山内「またいつでも誘ってね お伴します!」
私「やったー、誘うね、じゃあね〜」


連絡もとってないし会ってもない
tinder新しくしたので それ以来山内に会うことはなかった...完

tinder

この1ヶ月でtinderの男と会いまくった
覚えているやつで言うと

教師
菅田将暉
山内
車警察男
城の周り散歩奴
低身長イケメンサラリーマン

そして昨日会ったデカ男

名前の通り 様々なタイプの男たちと会ったが一番まともだったのがデカ男である。セックスまでしたのは教師。
二回以上会ったのは教師 城の周り散歩奴 だけだった。

1人ずつ整理していきたいと思う。

まず、教師

こいつは連絡に対して一切マメではなかったが、年下ではあるが落ち着いてる感じがあったのと 顔が薄顔でタイプそうだったので会うことにした。初対面でジョーカーを見る流れになり 大丈夫かな と不安になりながらも映画館に向かった。映画館に着いて早々、「時間があるのでタピオカ飲みに行きませんか?」と連絡が来た。

!?!

わたしのタピオカに対する 悪い固定観念があり、バックレようかと思ったが踏み止まった。
待ち合わせ場所で合流。 想像していたより身長は高く なんか違和感を感じたが まあいいかと思い タピオカを買いに行った。

これが美味しいよ と勧められたやつは買わず カフェラテタピオカを注文

フードコートで他愛もない話をしながら凄い勢いでタピオカを飲み干した。
タピオカのこと一生好きになれねえな、、と思いその場を後にした。

心のどこかで緊張していたのかトイレに行くことを忘れていた私は ジョーカーが始まり30分後 膀胱が爆発する寸前だった。

そこからの記憶は曖昧だが
映画館を出た後

「結構重かったですけど面白かったですね」
「あの冷蔵庫に入るシーンはどう言う感情を表しているんでしょうね」
「またご飯でも行きましょう」

と言う会話をして解散した。
2回目はうちで 君の名前で僕を呼んで
を観て セックス二回した。
チンコがでかかったので
「ぶっ壊れるんですけど?」というと
「なにそれ笑 気持ちいいってこと?」
「いや、単純にぶっ壊れそう」
「きもちいいの?」
「いや、まあいいわ」
「上に乗ってよ」
「ちょっと筋肉痛だから無理かな」
「じゃあ、いいわ」
「うん」

という会話をした記憶しかない。

それで教師とは終わり

次回に続く

tinder

隣で携帯を見ていた元彼の携帯の画面にアイコンをがあったのを思い出す

初めて見たときはショックだったが日を置いて 「tinderしてるの?」と聞いた。
あまり覚えていないが 前に暇潰しで入れてから見てないよ〜 的なこと言っていたのを思い出す。そうなんだねえ〜

と言いながら 即 インストールした。

それが私がtinderを始めるきっかけとなった...


私の住んでる地域は顔のいい男はほとんどいない。一瞬画面に映る顔面を横目で見ながら左にスワイプする能力が身についた。時折 顔がいい男がいるが、大抵の男が読者モデルや俳優の顔写真を使っている。わかりにくいギリギリのラインの写真を使っている男はぶん殴りたい。少しでもときめいた時間を返せ。

私が右にスワイプするのは顔面、 名前と一言のセンス が基準満たしている場合である。
顔が良くても 名前が たかし だったら左にスワイプする。たかしでこの顔面?絶対拾い画だろ。。と疑ってしまう。全国のたかしに謝らないといけないけど...
逆に顔が普通でも 名前がピザ屋 とかだったら うん?おもしろそうじゃん となる。この曖昧な基準で判断している。

ピザ屋/23/映画とピザがあれば大丈夫です。平和がいいです笑


こいつとメッセージのやり取りをしているうちに電話をしたいです と言われた。

私「電話ってtinderでできるの?」
ピ「カカオやってる?」
私「やってないよ笑 」 (カカオやってるとか、まじできもいな...このご時世でカカオやってる男まだいんのか...きもいな..まあ様子を見てみるか)
ピ「うーん、ライン交換しようか」
私「あー、いいよー」
ピ「ID教えてー」
私「IDないんよー」(IDダサくて教えれない)
ピ「じゃあ、これ俺の番号だから検索してー080...」 (こいつ、他人のこと信用しすぎやろ...電話番号晒すんか..)
私「ありがとう〜」

この一連の流れの時点でやめとけばよかった。

ラインを登録。保険をかけて
「私少ししか電話できませんがそれでも良ければ」と送った。
即電話がくる。

ピ「はじめましてー」
(まあまあいい声だな..落ち着いてそう)
私「はじめましてーどうも」
「映画の話めちゃくちゃしたくてー、電話したかったですよー」
「あーそうなんですねー笑」
「いやあー、いろいろと話したいことがあって、今から話してもいいです?」
「いや...今日は少ししか話せないので笑」
「んー笑 じゃあまた今度ですかねえ〜
例えば、全裸監督の画面に映ってる他の映画とかって ああいうの値段結構するんですよ〜いやあー、さすがNetflix!て思いましたね〜なかなかできないですよあれ。飛行機?とかも本物らしいですよねえ〜いやあ 俺もNetflix登録したいなあー羨ましいです」
「見たほうがいいですよ笑 面白いです」
「逆に the boyみてくださいよ!ほんといいですから!中間らへんちょっと寝てましたけど笑 」
「へえーみてみようっと笑」
「ちなみになんですけど、全裸監督ってAVみたいなもんじゃないですかー、男は抵抗ないと思うんですけど 女性もああいうの見たりするんですねえー、
てか、AVとかもみたりしますー?」

いろいろ我慢してたが一気にお前今すぐ死んで状態になった

「AVとか全然みますよー」
「え!そうなんですねー、どんな気持ちでみるんですか?」
「いやあ笑 エロいな って気持ちでしょう 男と変わんないよ」
「えー笑 そうなんだ笑 俺もみるけど最近なにみたかなあ〜」
「いや笑 聞いてないから言わなくていいよ笑」
「でも普通のしかみないですねーほんと普通の。そんなにみてたら女優とか覚えてるでしょ?」
「いや、女優とか興味ないんで。素人系しか見ないですね」
「まじ!?わかるわあ!! 素人いいよねえ! うわあー女の人もそういうの一緒なんだ!」
「そういうのあんまり決めつけないほうがいいよ笑 人それぞれだからね笑」
「いやあー勉強になるわ笑 」
「たくさん勉強したほうがいいよ笑
私そろそろ寝なきゃだから切るね〜」
「じゃあさ! 夜に何食べたかまた教えてね!笑」
「え?、どゆこと?笑 夜は話さないよ?」
「ラインとかでいいから!笑 俺食べ物の好きでさあ〜笑」
「そうなんだ笑 じゃあおやすみ」
「はーい」

切ると同時にラインで ありがとう
ときていた。開かずラインブロック
tinderはマッチ解除した。