tinder

隣で携帯を見ていた元彼の携帯の画面にアイコンをがあったのを思い出す

初めて見たときはショックだったが日を置いて 「tinderしてるの?」と聞いた。
あまり覚えていないが 前に暇潰しで入れてから見てないよ〜 的なこと言っていたのを思い出す。そうなんだねえ〜

と言いながら 即 インストールした。

それが私がtinderを始めるきっかけとなった...


私の住んでる地域は顔のいい男はほとんどいない。一瞬画面に映る顔面を横目で見ながら左にスワイプする能力が身についた。時折 顔がいい男がいるが、大抵の男が読者モデルや俳優の顔写真を使っている。わかりにくいギリギリのラインの写真を使っている男はぶん殴りたい。少しでもときめいた時間を返せ。

私が右にスワイプするのは顔面、 名前と一言のセンス が基準満たしている場合である。
顔が良くても 名前が たかし だったら左にスワイプする。たかしでこの顔面?絶対拾い画だろ。。と疑ってしまう。全国のたかしに謝らないといけないけど...
逆に顔が普通でも 名前がピザ屋 とかだったら うん?おもしろそうじゃん となる。この曖昧な基準で判断している。

ピザ屋/23/映画とピザがあれば大丈夫です。平和がいいです笑


こいつとメッセージのやり取りをしているうちに電話をしたいです と言われた。

私「電話ってtinderでできるの?」
ピ「カカオやってる?」
私「やってないよ笑 」 (カカオやってるとか、まじできもいな...このご時世でカカオやってる男まだいんのか...きもいな..まあ様子を見てみるか)
ピ「うーん、ライン交換しようか」
私「あー、いいよー」
ピ「ID教えてー」
私「IDないんよー」(IDダサくて教えれない)
ピ「じゃあ、これ俺の番号だから検索してー080...」 (こいつ、他人のこと信用しすぎやろ...電話番号晒すんか..)
私「ありがとう〜」

この一連の流れの時点でやめとけばよかった。

ラインを登録。保険をかけて
「私少ししか電話できませんがそれでも良ければ」と送った。
即電話がくる。

ピ「はじめましてー」
(まあまあいい声だな..落ち着いてそう)
私「はじめましてーどうも」
「映画の話めちゃくちゃしたくてー、電話したかったですよー」
「あーそうなんですねー笑」
「いやあー、いろいろと話したいことがあって、今から話してもいいです?」
「いや...今日は少ししか話せないので笑」
「んー笑 じゃあまた今度ですかねえ〜
例えば、全裸監督の画面に映ってる他の映画とかって ああいうの値段結構するんですよ〜いやあー、さすがNetflix!て思いましたね〜なかなかできないですよあれ。飛行機?とかも本物らしいですよねえ〜いやあ 俺もNetflix登録したいなあー羨ましいです」
「見たほうがいいですよ笑 面白いです」
「逆に the boyみてくださいよ!ほんといいですから!中間らへんちょっと寝てましたけど笑 」
「へえーみてみようっと笑」
「ちなみになんですけど、全裸監督ってAVみたいなもんじゃないですかー、男は抵抗ないと思うんですけど 女性もああいうの見たりするんですねえー、
てか、AVとかもみたりしますー?」

いろいろ我慢してたが一気にお前今すぐ死んで状態になった

「AVとか全然みますよー」
「え!そうなんですねー、どんな気持ちでみるんですか?」
「いやあ笑 エロいな って気持ちでしょう 男と変わんないよ」
「えー笑 そうなんだ笑 俺もみるけど最近なにみたかなあ〜」
「いや笑 聞いてないから言わなくていいよ笑」
「でも普通のしかみないですねーほんと普通の。そんなにみてたら女優とか覚えてるでしょ?」
「いや、女優とか興味ないんで。素人系しか見ないですね」
「まじ!?わかるわあ!! 素人いいよねえ! うわあー女の人もそういうの一緒なんだ!」
「そういうのあんまり決めつけないほうがいいよ笑 人それぞれだからね笑」
「いやあー勉強になるわ笑 」
「たくさん勉強したほうがいいよ笑
私そろそろ寝なきゃだから切るね〜」
「じゃあさ! 夜に何食べたかまた教えてね!笑」
「え?、どゆこと?笑 夜は話さないよ?」
「ラインとかでいいから!笑 俺食べ物の好きでさあ〜笑」
「そうなんだ笑 じゃあおやすみ」
「はーい」

切ると同時にラインで ありがとう
ときていた。開かずラインブロック
tinderはマッチ解除した。