偽平井堅

 

私「めちゃくちゃつかれた〜何食べますか?」

平井堅「うーん、◯ちゃん何が食べたい?」

「そうだねえ〜私ラーメン脳だからラーメンしか浮かばない、、何がいいかなあ」

「俺は昨日も電話で言ったけど麺類が1番好きだからなあ、、じゃあ◯◯ラーメン知ってる?」

「え、私そこ好きだよ!でも遠くない?」

「あれドライブ好きだし、そこだったら近いよ!」

「じゃあそこいきましょう」

 

意外と会話がスムーズに進み、食の嗜好も合い食べる場所が決まった。一発目からラーメンもなかなかだが私は嬉しい。麺を啜る姿を見られたくないのでカウンターだったらいいなあと思っていたが普通にテーブルに案内された。

いつもそこのラーメン屋では白ラーメンを頼むのだが(シンプルなやつ)偽平井堅から黒ラーメン(こってりしたやつ)の方がおいしいよと言われそっちを頼んでみた。

めちゃくちゃ美味かった。挑戦せず同じものばっかり食べる私に提案してくれてありがとうと思った。

 

私「めっちゃうまい」

平井堅「ね!おいしいよね!」

 

わたしのうまい に対して美味しいで返してくる偽平井堅。偽平井堅は大盛りを頼んでいたのだが関係なくすごい速さで私は食べ終わってしまった。

 

平井堅「食べるの早いね笑」

「いやー笑 ラーメンだけ食べるの男より早いのよ。。笑 替え玉苦しいからやめとくわ」

 

ここからわたしはどこを見ていいかも分からずクソ高い高菜をちょびちょび食べて大量に水を流し込んだ。トイレに行ってる間にお会計を済ませてくれていた。 ほぉー そういう感じですね。

 

「ありがとう〜!わたし甘いものをおごるね!」

「ありがとう〜!じゃあこの時間だし最近新しいスタバできたからそこいこっか!雰囲気めちゃくちゃいいんだよ〜」

「スタバっすか笑 いいねー!!いこう!」

 

スタバに対して変な偏見を持っているのでこれを機にやめようと誓った。

なんか適当に車の中で話してたらスタバに着いた。何を話していたか全く覚えてない。会話はお互い話す感じで偽平井堅は物知りだったのでいろいろ美味しい店や好きな場所について教えてくれた。わたしがへぇー、ほぇーとか適当な相槌を打ってもちゃんと話してくれてた。ちゃんといじってくれたりもしたので普通に会話は弾んだ。

 

スタバに到着。 店内暗めの照明でムーディな雰囲気だった。

 

平井堅「ここ天井が高いんだよねえ、思ったよりも暗いね笑」

「なんか、外国人めちゃくちゃいるし 日本じゃないみたいだね笑 みんなオシャレに見えるし床もなんかいい味だしてるね」

「床について着目する人は初めてかな笑」

「まじで」

 

こんな会話をしてチャイを飲んでると2m近くある外国人が何人か入ってきた。極寒なのに半袖短パンで圧倒された。偽平井堅はそっちの客が機になるのかチラチラ見続けていたので お店を出ることを提案した。

 

平井堅「今さっきも話してたけど景色が綺麗な場所があって今からそこ行こうか〜時間は大丈夫?」

「大丈夫だよ〜おねがいします運転手さん」

 

そんな感じで夜景を見に行くことになった。