tinder

懲りずに違う男とのやりとりを開始。
すぐLINEに移行する。
やりとりは何日か続き電話をすることになった。この前の男は電話が苦手と言って断られた。やりとりがスムーズでも電話で会う気を無くした男が何人もいた。この男とはどうだろうと思っていたが その時が暇だったこともあり何気に話が続いた。何歳だったか忘れたが3個くらい年下だった気がする。年下にいじられる感じが意外と心地よかったりする。その日は夜勤明けでどうでもいい話で盛り上がり電話が終わった。夕方になっていた。
ラインでのやりとりはずっと続き夜になった。
tictokでどうでもいい動画をずっとみていて暇だなあと思っていたら 今からちょっと会ってみない?と誘われた。
暇だし行くか となりすっぴんでスウェットで外に出た。こいつにはなぜか気遣わず会えそうだなとおもった。夕食にキムチを食べていたので口臭はきつかったし腸が動き下痢になっていた。いいよ と返事をしていた時も腹を下していた。ラインで 腹下したけど大丈夫だよ とありのままを伝えた。

またもやドンキで待ち合わせする。
ドンキいつもありがとう。
どこに車を停めているかわざわざ写真で送ってきた。わかりやすいありがとう。
いつも車を探すことに手こずる。いいやつじゃん。tinの写真では よくあるikeaでの他撮りを載せていた。どこにでもいそうな今時の韓国風の男の後ろ姿だった。顔は知らないが車がわかればこっちのものだ。

いた。 視力が悪いしすっぴんなので眼鏡をかけていた。
たぶんあいつだ



でかい。
ただただでかかった。わたしが苦手にしているタイプの男だった。
高校の時にいたあべちゃんに似ていた。
手を振られる。頭を下げる。
そこから記憶がない。
いや記憶はあるが帰りたい感情が全てを占めていた。私の全細胞を凄まじい速度で巡っていた。

でか「かわいいなーさむかったやろ、お腹大丈夫??」
私「さむ、お腹大丈夫じゃなさそう、ここでしたらごめんね」
でか「え、wwwwwまじでwwwやっぱりめちゃくちゃおもしろいな!wwこんな面白い子いないよ!!ww」
私「いや、面白いとかじゃなくてがちだから」
でか「とりあえず、近くのコンビニまでドライブしようか」
「え、ドライブするのね、とりあえずまあ少しだけね」
「いやー、本当におもろいわ。キムチ今度から食べちゃダメだよ!お腹大切にしなきゃね!いい子にできる??」




イケメンだったら言われてもいい。香水の匂いとダサい服と髪型と見た目と全てを拒否している。


「今度からキムチ食べないから大丈夫だよ〜」
「本当かなあ〜もう俺が◯ちゃんの食事を管理してあげるね!なんでも作ってあげる!」


イケメンだったら、、


「ちょっとやばいかもしれん、、」
「まじ!!とりあえず戻ろうか!また今度コンディションがいい時にデートしようね」
「ほんとにごめんね、私が悪いね、、」
「じゃあきをつけるんだよ!またね!」
「ありがとう」


山内 以来の6分で解散



今は平井堅に似ていると言われたことがある同世代の男とやりとりをしている。
平井堅って言われた瞬間なぜかつぼった。
ちょっとたのしみ 

続く