tinder10

終わりにしようと思っていたがまたしても会ってしまった。

27歳美容師

やりとりは12月22日から始まった。他愛のない会話をしていたけど恐ろしく趣味が似ていた。
いつも行く喫茶店や好きなお店が一緒で こいつもしや身内か? と不信感マックスになっていた。
とりあえずtinルーティン♪
メッセージのやりとりから電話へと移行。
ここで重要なのは こちらから相手のライン等のアカウント情報を聞くことである。先手必勝。
相手から情報を送ってもらい ラインであれば追加する前にふるいにかける。
過去に何人かの男がそこで消えていった。

①ラインの名前が   ☆名前☆ のやつ
②アイコンがバイクに乗ってピースやつ
③アイコンがマッチョ三人衆 

美容師はなんとかクリア。
電話をすることになった。
スピード感が大切

会話はちょっと覚えてないけど ちょいちょいツッコミを入れられながらノンストップで話し続けていた気がする。初回なので仕方ない。
でも嫌な気はせず終わった。
その日からタイミング合えば寝る前に電話をするようになった。
日に日に相手も慣れてきて相手がボケをかましてくるようになった。
わたしはなぜかしょうもない話をしてくる男に対して厳しい一面がある。その日はこんな感じだった。

美容師「 なにかぼけていた わすれた」
私「 スルー 」
美容師「え、今スルーしたでしょう」
私「 面白くなかったりどうでもいいなっておもったらそうするのがふつうだから! これからもそうするし ぼけていいのはわたしが余裕がある時だけだから いいよって言わない時はぼけないで!」
美容師「さすがお笑いマスター...」

お笑い好きという話をしたらこう言われるようになったけどこれに対しても説教したことあり。

それからまあ多少はむかつきポイントもありながら電話をするようになった。
ただ怖い話とか過去の経験とか聞くと自分の興味を持てる内容をちゃんと話してくれたので許した。

12月25日 クリスマスの日
私はこの日仕事でクソほど疲れていた。

仕事終わりラインを見たら、もしよかったらご飯でも行きませんか?と連絡が来ていた。 ぶっちゃけ帰って即寝したいくらい疲れもあったし誰とも会いたくなかった。
けれど勢いで会うことにした。

帰って速攻シャワー浴びて軽く化粧をした。
久しぶりのこの感じだけどそこまで気合い入らず。 結構相手のことを舐めていた。

近くのセブンに集合。

美容師「着きました」
私「 (まだ家にいるのに)どこ〜?」
打ちながらコンビニに着く。

コンビニの前に男が立っていた。
明らかにそいつなんだけど スマートだしおしゃれだったし ん?なんかイケてないですか?
となる。
以前にもこういう経験はあり 実際の人物と違い本物はなんとも言えなかったことがあったので とりあえず無かったことにしてコンビニに入る。

「コンビニの前でまってるよ〜」

あ、あいつかやはり。
所持金が50円だったので金をおろす。
お、よく見たらなんというかキツネ顔?手めちゃくちゃ傷パッド貼ってるやん美容師だからか荒れてんな〜 そして細い

私「あ、はじめましてー笑」
「はじめましてー」
「さむすぎるー、、くるまどこー?」
「これだよ〜 」
「お邪魔しますー 暖房あったか!なんこれ」
「よかったねえー笑」
「うわー、暖房すごすぎるわ つかれた!」

こんな会話をしていたらラーメン屋についた。
対面の席に座る
ここらかの記憶なしw
ラーメンの味もなしw

意味がわからない会話をしたことは覚えている。

私「バリカタひとつで!」
美容師「あ、もうひとつバリカタで!」
「へー、バリカタなんやね 珍しいね、バリカタすきなの?」
「バリカタのほうが美味しいじゃん」
「うん」

対面に座ると もうハイになってしまって全わたしが終了していた。

帰りの車でもなんか適当に話して 近くのコンビニに着いた。 じゃあまた! といって速攻解散。

まあこんな感じもありっすねえ〜 わたし適当すぎたし次はないかもな〜と思っていたら
今から電話してもいいですか?
とラインが来て 結局二時間くらいまた電話をした。

「◯さん 小さかったな〜笑」
「ころすよ?」
「ははは でもたのしかったよ〜また会おうね」
「どうでしょうかね」
「えー、会ってください〜」

こんな感じで一回目は終わった。